30年、悩み苦しみ続けてきたことが吹っ飛んだ
僕のセッションは9割が「セミナー受けた気分」と言われるくらい、話したり問いかけたりを続けます。
「もっとバキバキとかされると思ってた」
「沢山揉まれるんだと思ってた」
よくいわれますが、9割話してます。
手技などが全くないわけではないですが、手技も加えつつ、その問いかけにリンクする手技をしながら、問いかけたりします。
先日、自分を責めに責め続けて、家庭内でも問題が起きてきてどうしようもなくなって、半分パニックの状態でクライアント様が来られました。
どうして良いかわからなくなりすぎて、バスの停留所を乗り過ごして慌ててタクシーに乗り換えて来られるくらい、ワタワタしており、「混乱しすぎてて、変なこと言ってしまったらごめんなさい」といいならご来院。
時折、来られた際には、もうすでに泣いている人もいます。
そんな中、セッションをはじめ、あることに反応がよく出たので、『ありもしない地雷を探しながらビビりまくって生きていていたら、そりゃしんどいですよ』
というのが、ご本人的にはクリティカルヒットなキーワードだったようで、30年悩み苦しみ続けてきたことが、吹っ飛んだそうです。
そうそう、多くの病気や痛みを抱えている人は、
ありもしない不確定な不安や、
起きてもいない憶測の恐怖
どこかで刷り込まれた美徳や常識、正義などに
がんじがらめにされて、わざわざ病気や痛みを作っています。
それが”嘘”とまでは言いませんが、自分にとって必要のないことだったり、適応しないものだったりするわけです。
そんな状態で生きていれば、当たり前のように体は病気になりますし、不必要な緊張でどこかを痛めますし、仕事も家庭もぐちゃぐちゃになります。
このような場合の多くのパターンに見られるのは、
「他人の話しを鵜呑みにしすぎ」です。
つまり、自分の人生の選択や判断を『赤の他人』に委ねてしまっている人が9割。いや10割です。
気づいてしまえば、たったそれだけのこと。
気づいた瞬間に「うわ、自分くだらな!」という人も。
症状や病態の大きさと、その気付きの大きさは比例しません。
病状や病態を『大きいもの』と捉えているのは、ご自身や人間の知識の範囲なので、実はものすごく小さいことだったりもします。
こんなことが引っ掛かっていて腰痛を起こしていたのなら、そりゃどんなに揉んでも、矯正しても、姿勢を気をつけていても治らないわけだ。という人もいれば。
こんな小さなことを気にしていて不安がって胃が痛くなっていたのなら、そりゃどれだけ食事を改善しても、お薬を飲んでいても治らないわけだ。という人もいます。
「大丈夫、全部それ思い込みだから」
そこに気付こうとするのも自分。
そんなことありえないと無視するのも自分。
気付いても「でも、だって」で言い訳をし続けるのも自分。
気付いて、思い直して、行動し直す。
これしか、精神も体も治りはしませんからね。
30年苦み続けたことがなくなったら、あなたはどんな人生や精神状態、健康状態になれそうですか?